日本共産党戸田市議団と本田はる子県議予定候補は、10月30日戸田市の日中健機智助役に面会し、マンション対策の強化を申し入れを行いました。

 本田はる子県議予定候補から「戸田市は埼京線開通以来、マンションが急増し、平成4年から13年の10年間に12179戸も増えています。マンションの住民は、働き盛りの人が多く、戸田市の発展と市財政にも大きく貢献しています。マンションには、定期的な修繕、毎年の受水槽の清掃など、一般戸建て住宅にない特有の問題も抱えています。こうした問題に対して行政としても一定の援助を行ない、マンション住民の生活を側面から支援して行くことは行政の課題ではないでしょうか。是非前向きに検討してもらいたい」と下記の内容で申し入れました。

 助役は、「マンション管理についての法律が2年前にできたので、市としても対応しなければと思っているが、市として何をしなければならないかが、国から具体的に示されて無い状況であるので、国の対応も見ながら検討させてもらいたい。戸田市はマンション建設が引き続き、保育園や学校が不足するなどの問題もあるので、江東区のような建設規制や建設に伴う住民とのトラブルの解消など条例化も考えなければならない」と答えました。

 もちづき久晴団長から「マンションの実態調査と相談窓口の設置からまずはじめていいただきたい」と要望。助役は「古いマンションもあるので、市長にも要望書を見せて検討したい」と答えました。

1、マンションの実態調査を行い、実態にあったマンション行政を行うこと。
2、 マンション相談窓口を設置すること。(技術的、法律的に精通した専門性を有する職員を育成・配置する)
3、 大規模修繕を行う場合、管理組合に対し修繕費を貸し付ける制度をつくること。
4、 マンション耐震診断と耐震補強工事への助成制度と貸付制度をつくること。
5、 ピッキング対策として鍵を交換する場合の補助制度をつくること。







 日本共産党市議団と市民は、10月29日共同で日中助役に「医療に関する助言や適切な相談」を市として行うよう申し入れるよともに、戸田市の医療の現状について懇談しました。

 はじめに、市民から介護保険の関係で診断書をとったところ、使用中の薬剤の間違え、糖尿病であるにもかかわらず、糖尿病無しになってたり、7ヶ所も間違った記載があり、すぐに気がつき大事には到らなかったが、気が付くのが遅ければ医療事故になったこと。そしてこうした問題が起きても、監督・指導する行政機関や相談する所がないこと。を述べ、戸田市としてこうした問題で市民が助言や相談を受けられるよにしてもらいたいと要望しました。

 日中助役は、二通の診断書を見て「これはひどい、市民がこうした問題について相談するところがあってもよいと思う。しかし、どこが受け皿となるかが難しい、医師会とも十分に検討していきたい」と前向きに答えました。






 10月23日、共産党市議団は春日部市に続き、横浜市の情緒障害通級教室の視察を行いました。

 昭和47年に自閉症と呼ばれる児童を対象に情緒障害児学級が平沼小学校に開設されました。ここ数年障害が多様化し、LD、ADHD児等様々な生徒が通級するようになっています。

 現在では小学校7校、中学校1校に通級教室が設置されています。
 小学校では、平成四年当時121人だったものが平成14年現在で426人と約4倍近くになっており、どんどん増える傾向にあるということでした。
 現地視察した平沼小学校では地区内57人の通級指導が実施されており、月曜から金曜まで午前9時から12時、午後1時半から4時までのグループ別指導で、グループに馴染めない子どもには個別指導も行っています。
 施設は、学習 室、小体育館、水泳指導用のミニプール、視聴覚室、研究室、暗室等それぞれの指導に応じた部屋、どの部屋にもモニターや室内からは見えない観察室が設置されており大変立派なものでした。

 通級指導はこの他にも言語障害・難聴があり、知的・情緒障害児学級においては市内全校の90%に設置されています。