【04・3月議会】
日本共産党を代表して
もちづき議員総括質問

乳幼児医療費無料化通院も
就学前まで拡大と窓口払いの廃止を

質問 三位一体改革の問題点と戸田市に対する影響はどうなるのか。
答弁 地方で決定すべきことは地方で決められるように、分権を進めることは必要だが、16年度の改革は、補助負担金の削減は義務的経費がほとんどで自治体の自由度がなく、自主財源の確保も見えてこないし、問題点を多く残していると感じている。
 本市への影響額は、16年度当初予算で負担金2億4900万円が削減され、1億8000万円の所得税譲与交付金が見込まれることから、その差額約6900万円は基金等の財源で補填したものです。

質問 安心して暮らせるまちづくりを進めるためには、公営住宅の増設が必要ではないか。
答弁 市営住宅の建て替えに伴い個数を増やすと共に、県と連携して高齢者向けの市営住宅を借り上げ方式で作りたい。

質問 子育て世代は年齢的に若いために、経済的負担が大変大きい。乳幼児医療費無料化の年齢拡大と窓口払い廃止は、子育て世代の切実な願いである。早期にできないか。
答弁 通院の年齢拡大は、就学前まで拡大したい。時期はパブリックコメントを行い検討する。出来れば6月議会に条例を提案したいと思っている。窓口払いの廃止は、解決しなければならない問題がいろいろあるので、検討させてもらいたい。

質問 介護予防活動の具体的内容及び、高齢者の雇用の場や交流の場としてのシルバー人材センターの拠点整備の具体的内容と「仮称戸田市福祉の駅整備構想」の基本的な考え方は。
答弁 転倒・骨折予防教室として、体操を主体に体力測定や、健康に暮らすための学習を取り入れた「元気いきいき教室」を開催していきます。
シルバー人材センターの拠点整備は、旧教員宿舎を改装して、子育て支援の一環として、若い世代の親子と高齢者との世代間交流などに利用したい。
福祉の駅整備構想は、市内6ヶ所の在宅支援センターで高齢者だけでなく、障害者、子育てなど地域包括ケアを実現するものです。

 

もちづき久晴議員
04・3月議会一般質問

利用者の多様なニーズに対応し図書館運営を

質問 アメリカの図書館では、時代の要請、市民の多様なニーズに応えて、読書をサポートするだけの活動から各種デジタル情報の提供、ビジネス支援、地域と密着した情報サービスなど多様な活動を展開している。戸田市の市立図書館の今後の発展方向についてどう考えりか。
答弁 職員のスキルアップをはかり、情報発信の拠点として、学校とのネットワークやインターネット機能の充実を図り、個性豊かなサービスを展開し、「情報化、共有化、効率化」をキーワードに利用者の多様なニーズに対応してまいります。

住民票などの自動交付機を駅などに設置できないか

質問 市民の利便性の向上を図るため、埼京線3駅に住民票などの自動交付機を設置してはどうか。
答弁 セキュリテイ機能の強化を図ったうえで、公共施設以外への設置が可能となっていますので、方向性が見えた早い時期にJRと協議して行きたいと考えています。