04年9月議会でのもちづき久晴議員の一般質問


 来年から中学校選択制実施に際し基礎学力の充実を

議 員 学校選択制のメリット、デメリットは。
教育部長 自分で選ぶことによって学校生活に意欲が出てくる。学校も良い学校にしようと動きだしたと思う。

議 員 選択制の懸念として、学校間の格差拡大や学校の序列化などがあるがどうか。
教育部長 学校間の格差拡大にならないように配慮したい。

議 員 アンケートなどをみても、教師、保護者、生徒は基礎学力の向上を求めている。少人数学級・少人数指導、いきいきティチャーなどの充実で基礎学力の底上げが必要などではないか。
教育部長 いきいきティチャーは各学校に1名数、全体で6名を配置するところだが、適当な教員がいないため5名になっているが、充実させたい。

議 員 基礎学力の充実と合わせて、部活動の充実も必要と思うが、市内の中学校には、柔道部、水泳部が全くないが、作る必要があるのではないか。
教育部長 つくれるように努力したい。


 水害対策に対する避難体制の充実を

議 員 新潟三条市では7月13日の集中豪雨で大きな被害でたが、その原因は避難勧告が市民に伝わっていなかったといわれているが、戸田市ではどうか。
都市整備部長 戸田市では防災無線で避難勧告を伝えると共に、防災無線の聞きにくい市民にはテレホンサービスも実施している。

議 員 三条市では、9人の死者が出たが、ほとんど寝たきりなどの高齢者であった。高齢者の避難体制はどうなっているか。
都市整備部長 プライバシーの問題もあるが、自主防災会などとも検討して対応していきたい。

議 員 水害の被害を最小限度にするため、浸水予測や避難所などを明記したハザードマップを作成すべきではないか。
総務部長 できるだけ早く作っていきたい。


 トコバスの逆周りの運行も

議 員 トコバスの東循環が運行されて、3年になるが市民の利便性を高めるために、逆周りの運行も行うべきではないか。
市民部長 経費が倍かかるようになるため、現状の運行形態を続けたい。

議 員 トコバスは高齢者など弱者の利用が大半、バス亭にベンチの設置をしてはどうか。
市民部長 道が狭く設置できないところもあるが、可能なところは設置していきたい。

(04/09/29)