菖蒲川の水質大幅改善へ
来年度上戸田川に浄化施設建設と荒川の水を放流



水質の大幅改善が期待される菖蒲川

 「菖蒲川が臭い、水が汚い、何とかならないのか」は沿川住民の声でした。議会でも菖蒲川の水質改善は共産党をはじめいろいろな議員が取り上げてきました。

 菖蒲川の汚染の大きな原因は、新曽地域の下水道が完備していないため、家庭の生活廃水が上戸田川を通じて流入してくるからです。そこで市は新曽小玉に上戸田川の水毎秒0.6トンを浄化する施設をつくることになり、12月議会に用地買収費が補正予算で出されています。工事は17年度から始まり、17年度末の完成予定になっています。

 さらに、菖蒲川に荒川の水を毎秒1トン、上戸田川に毎秒0.1トン導水する工事を17年早々から実施することになっています。これも完成は17年度末となっています。
この二つの工事が完成すれば菖蒲川、上戸田川の水質は大幅に改善するものと思います。

(04/12/5)