神保市長の施政方針に
日本共産党を代表してもちづき議員総括質問

 2月21日から3月22日の日程で3月定例議会が開催され、もちづき久晴議員は3月3日、市長の市政方針に対して、以下の通り総括質問を行いました。

公共施設の管理運営が民間企業もできる指定管理者制度は市民参加で

望月議員  自治法の改正で公共施設の管理運営が民間企業でもできる指定管理者制度の導入が十八年度から義務つけられました。導入を検討するワーキンググループ、指定管理者の選定委員会には関係市民の参加を認めるべきでないか。
神保市長  事業計画書に基づいて、専門家も含め行政の責任で、行うので市民参加は考えてない。
望月議員 保育、医療、福祉、教育関係は直営を堅持すべきではないか。
神保市長 直営に限定せず、各々の設置目的に適した運営管理者を選定するため、民間のノウハウも含め検討したい。


子育て安心の戸田市を

望月議員  小児の24時間救急医療体制の充実と、窓口払いの廃止は緊急の課題ではないか。
神保市長 小児の24時間救急医療体制は他市と比べ遜色のないものであるが、若い市民からの強い要望もありますので、4月から川口の済生会病院でも受診できるようにいたします。窓口払いの廃止は、出来るだけ早期に方向性を出して行きたい。


学校教育の充実について

望月議員  受験地獄の解消、生きる力の育成のゆとり教育をどう総括しているのか。
神保市長 着実に成果を上げていると考えています。
望月議員 「戸田市これからの教育を考える」アンケート調査の結果をどう生かしてきたのか。
神保市長 結果を踏まえて、地域に根ざした教育お実現するため、教育振興計画にまとめて、今後の教育に生かして行きます。

  

もちづき久晴議員の一般質問

第二特養に市の適切な指導を

望月議員  第二特養「いきいきタウンとだ」は、市の土地3000平方mを無償貸与した上に、国・県市の補助金で建設されたものであり、入所者の選定、入所料の決定と今後の運営などに、市はどう関ってきたのか。
福祉部長 市としては、法人決定時の確認事項や社会福祉法人設立時に締結した基本協定等の契約があり、必要に応じて関ってまいります。
望月議員 入所者の選定は特に公正・公平に行わなければならないが、市は入所審査会に入るか。公正に審査が行われたのかチェックしたのか。
福祉部長 民間の施設であるのでそうしたことは行っていないが、県の監査が年一回あるので、その時市も同行してチェックしたい。
望月議員 また入所料が約10万円で一般の特養と比べ高いとの批判があるが、
福祉部長 この特養は全室が個室であるためホテルコストが月額4万円から5万円あり、国の基準の範囲内となっております。


戸田市第2特養「いきいきタウンとだ」


グレースコート前の道路に駐車しづらい対策を行う

望月議員  戸田市はトラック等の違法駐車が大変多く、市民の安全を脅かしているが、市の対応はなっているのか。
市生部長 平成11年に「違法駐車等防止条例」を施工し、違法駐車防止指導員が巡回による指導・啓発にあたって、一定の効果をあげていると考えています。
望月議員 違法駐車が続いているグレースコート前の道路の対策はどうか。
市生部長 蕨警察と連携して指導・取り締まりを強化し、看板を設置してきたが十分でないので、17年度の早い時期に、駐停車しづらいような対策を行います。

(2005/4/2)