高すぎる介護保険料引き下げを
市長に申し入れ

日本共産党戸田市委員会



 日本共産党戸田市委員会は1月16日、介護保険料引き下げを神保市長に申し入れました。

 18年度、介護保険料が平均41%も値上げされ、多くの高齢者から「何でこんなにあがったのか」「何とかしてもらいたい」「年金の手取りがどんどん減っていく」などの切実な声があがっています。
 また鳩ヶ谷市では、介護保険料引き下げ運動が起こり、12月議会で年2500円の引き下げが決まり、戸田市は県下で一番介護保険料が高い市になりました。
 さらに戸田市の介護保険料が高い理由として、65歳以上の高齢者の負担割合が高くなっていることがあります。介護保険では介護給付費の25%を国が負担し、19%を65歳以上の高齢者が、原則として負担することになっていますが、国の負担分の5%分は調整交付金となっているため、戸田市には0.86%しか交付されず、高齢者の負担が23.14%と不当に高くされています。少なくとも調整交付金の不足分の4.14%については一般会計から繰入、その分高齢者の負担を下げるよう神保市長に申し入れしました。

 対応した永井助役は、「介護保険は3年ごとに見直すことになっている。要望の趣旨はわかるが、昨年4月、改定したばかりなので、3年間様子を見て検討したい」と述べ、申し入れに否定的な考えを示しました。

(2007年2月1日)