戸田・蕨衛生センター19年度予算案全会一致で決まる
分担金二億円の減少、焼却炉延命化対策事業始まる 


 衛生センター議会がニ月二〇日開かれ、一九年度予算案と関連条例を審議し決定しました。

 一九年度予算の特徴は、借金の返済である公債費が約3億円減少し、諸収入で回収資源売払金が約一億円増を見込んでいることです。借金は、し尿処理施設、焼却施設、粗大ゴミ施設などの借入金の返済が終わったためです。回収資源売払金の増収は、紙、金属資源価格の高騰によるものです。

 新規事業として一九年度から焼却炉延命化対策事業が四年間の事業として始まります。これは現在の焼却炉が稼動して一五年が経過して、定年劣化が進んでいるため、一五年から二〇年延命化をするための工事であります。一九年度は低圧蒸気腹水器更新工事など約4億円が計上されてます。そのための起債も三億三千万円組まれています。

 また、一五年から二〇年後の焼却炉の更新工事費が約150億円程度掛かるため、毎年戸田市と蕨市で1億円づつ基金も計上されました。

(2007年3月23日)