3月議会でのもちづき議員の一般質問


都市型水害対策に
学校・公園などに雨水貯留施設の建設を

議員 平成17年9月4日集中豪雨は市内各地で浸水被害をもたらしました。市は平成18年に浸水実態調査を行いましたが、何が具体的に明らかになったのか。今後どのような対策を計画されているのか。

部長 市内の浸水地区および浸水被害状況を具体的に把握でき、今後の浸水対策計画を作成する貴重なデータが得られた。

議員 都市型水害は下水道の排水能力を超える雨が一挙に降り、排水できない雨水が道路に溢れ浸水被害をもたらすものであるが、平成17年9月4日の集中豪雨では、どの程度の雨が降り、どのくらいの雨水が溢れたのか。

部長 下戸田と新曽ポンプ場の排水地域で24万トンの雨が降り、9万トンが排水されたが、15万トンが道路などに溢れたことになる。

議員 これだけの雨水が排水されず、溢れたのであれば、学校や公園の地下に雨水を一時貯留する施設の建設が必要ではないか。

部長 大きな効果があると認識しているので、今後検討していきたい。


グリーンカーテンで二酸化炭素削減を

議員 公共施設、学校の窓辺につる性植物によるグリーンカーテンをつくり日光を遮り室温の上昇を押さえ、二酸化炭素の排出削減ができないか。

部長 板橋区の小学校では室温が5度以上下がる効果があったので、本市でも有効な環境対策の一つとして、公共施設や民間に推進したい。

議員 京都市では1日5千リットルの廃食油で220台のごみ収集車の燃料をまかなっている。本市でも給食の廃油をデイーゼル車の燃料に利用できないか。

部長 給食センターは19年度2月まで、9738リットルを回収業者に買い取ってもらっているが、廃油量が少なく、デイーゼル車の燃料としての対応は現状では考えてない。


コミュニティバスの逆廻り運行を

議員 コミュニティバスの利便性を高めるため、調査を行うが具体的にどのような調査を計画されているのか。また、逆廻り運行はできないか。

部長 17年度をピークに利用者が減少しているが、逆廻りや路線延長、分割などの要望がでている。利用状況の把握や利用者のニーズ調査を行い路線の検討を実施したい。逆周り運行は費用対効果、国道17号の横断方法などを考慮しますと現状では難しい。


学校の土日防塵対策を

議員 2月23日・24日の強風で戸二小周辺は大変な砂埃で周辺住民はなやまされた。土日の校庭防塵対策を

部長 スプリンクラーは全校に設置してあったが、土日で学校職員が居ないためできなかった。今後は学校開放団体に協力を依頼可能か検討していきたい。

(2008年3月24日)