日本共産党 議員定数1名減に反対


 戸田市議会は、6月20日議員定数を1名削減し、26名にする条例に共産党は反対しましたが、自民系会派(平成会、志政ク)公明党、民主党の賛成で可決成立しました。来年一月に予定されている市議会選挙は定数26名で行われることになりました。日本共産党は次の理由から定数削減に反対しました。

 議会の役割は、立法府として条例・予算を審議し可決成立させること。第二は、行政に対するチェック機関として行政の様々な分野に渡ってチェックして、市民の立場で行政の不合理を正すこと。第三は、市民の要求・要望に耳を傾け、行政に反映させることです。議会がこうした役割りを果たしていくには、市民各層から選出され、市の人口に見合った議員がいることが最も重要であります。
 埼京線開通時戸田市の人口は7万人でしたが、今は12万人を超え5万も増えました。この間議員定数は30名から27名に3名削減されました。議員一人当たりの人口は2333名から4.444名に1,9倍に増えています。さらに一名減らせば議員一人当たりの人口は4.615名にもなり、議員と市民との関係が益々希薄になってしまいます。蕨市や鳩ヶ谷市は定数を18名にしましたが、蕨市は議員一人当たりの人口は3.792名や鳩ヶ谷市は3.299名で、戸田市が大幅に上回っております。
 よって、議員定数の削減に反対します。

(2008年7月6日)