6月議会でのもちづき議員の一般質問

望月久晴議員は、6月9日、本会議で下記の通り一般質問を行いました。

新型インフルエンザ第2波にそなえ万全の対策を

議員 新型インフルエンザは、日本では5月9日に兵庫・大阪の高校生を中心に感染が拡大しました。日別の発症者数は5月17日の74人をピークに下がっていますが、感染地域は全国的に広がっています。今回の新型インフルエンは、今のところ弱毒性といわれ、国内感染者では重症化した例は無く、感染者の多くがすでに全快しており、安堵感も広がっていますが、新型インフルエンザ対策の現状はどのようになっているか。

医療センター事務局長 市のホームページ、広報戸田に感染予防、相談窓口などの情報を掲載し、庁舎の出入口に消毒液を設置した。職員に対し新型インフルエンザの研修会を開催した。

議員 1918から20年に世界で流行した「スペイン風邪」も18年春の第1波では症状が軽く、死者も少なかったが、秋から冬にかけて第2波の流行が広がり、多数の死者が出そうです。秋から冬にかけての第2波の流行に備える必要があり、タミフル・リレンザなど抗ウイルス薬や備蓄はあるのか。

医療センター事務局長 感染が広がってから、政府が統制を掛けているので、購入ができない状態で、一般診療分しかない。

議員 新型インフルエンザワクチンの製造が七月から始まり、11月には接種が可能となるが、市は子ども達に集団接種する考えはあるのか。

医療センター事務局長 副作用の問題もあるので、慎重に検討していきたい。


入院者にも紙おむつの補助を

議員 寝たきりで入院しているある高齢者は、月に5・6万円の紙おむつ代を払っているため、生活が困難になっている。紙おむつ代に対する補助はできないものか。
福祉部長 在宅者に行っているので、今のところ行う考えはない。
議員 限られた年金で、入院し紙おむつを使っている高齢者世帯の実態を把握しているのか。いなければ調査してもらいたい。

福祉部長 実態をつかんでないので、調査していきたい。


火災警報器の普及

議員 火災での死者の9割は住宅火災であり、その62%が逃げ遅れによるものです。火災での死者を減らす最良方法は火災警報器の普及です。戸田市は20年6月1日から設置が義務化されたが、普及率と今後の普及対策は。

消防長 総務省統計局の普及率調査結果が発表されるのが7月上旬であることから、その結果をみて検討していきたい。




自民系(平成会、志政ク)公明、民主、
35人学級の拡大を求める請願に反対

 文建常任委員会が6月12日開かれ、戸田市の教育を考える会から出されていた「35人学級を小学3年生まで拡大を求める請願」に対し、「少人数学級にしても、いじめ、不登校がなくなるとは言えない」「市費教員と県費教員の労働条件に大きな差があり、教員の確保が難しい」などの理由で、自民、公明、民主は反対しました。

 日本共産党のもちづき議員は、いじめ、不登校をなくし、学力の向上のためにも少人数学級が望ましいとして賛成しました。




トコバス東循環「両周り運行」を検討中

 トコバスの逆周り運行を求める市民の声が、以前から寄せられ、もちづき議員は5年前から東循環の逆周り運行を求め、議会で再三取り上げてきました。

 昨年市は、トコバスの利用者などのアンケート調査を行いました。その結果両周り運行を求める声が多く、どのような形で両周り運行を行ったら良いか検討委員会で検討中です。




 



戸二小通りの歩道の水溜り解消へ

 戸二小通りの歩道は、雨が降ると水溜りがでて大変歩きづらい状況です。
 市民から改善を求める投書をいただき、道路課に改善を申し入れてきましたが、やっと、改善工事が行われることになりましたので、ご報告します。