戸田市議会議員8名で中国各地訪問
特権的海外派遣に日本共産党反対

 戸田市議会は10月16日から21日まで五泊六日の日程で、8名が中国広州市、開封市、大連市を訪問します。

 今年は戸田市と開封市との2010年から2013年の友好交流事業の調印式が行われるため、市長を団長とする訪問団に議長も参加して市の派遣団が開封市を訪問することになっており、議会として派遣する意味はありません。

 多くの市民が不況の中で、収入が減り、大変な思いで納税しているのに、議員が必要のない海外旅行を公費(一人35万円)で行うことは大問題ではないでしょうか。日本共産党は一貫して反対してきました。

 来年度も海外派遣10人に共産党反対

 9月18日の議運で来年度の海外派遣をどうするか審議しました。
 日本共産党は公費での海外派遣はやめるべきと主張しましたが、自民・公明・民主の会派の賛成で10人派遣が決定しました。



20年度一般会計決算
預金23億円増、戸田市県下一の財政力

 9月議会では、20年度の一般会計、特別会計の審査が行われました。

 20年度一般会計は、郵政民営化の関係で予定外の法人市民税が13億円も入りましたが、不況対策や市民のためには使われず、すべて預金に回され、20年度の預金増加額は24億円にもなり、預金も総額は130億円を超えました。

 これだけの財政がありながら、20年度は国保税の値上げが行われ、市民の生活を圧迫しています。また、蕨市、さいたま市など多くの市では子ども医療費の無料化を中学卒業まで拡大していますが、戸田市では小学生から無料化は今だに実現していません。戸田市の財政力を医療、介護、教育に生かすべきではないでしょうか。



ガードレール改修 安全性高める

 「狭くて、危険」と市民から改善の要望であった、ガードレールが写真のように改修されました。



改善の要望があった元のガードレール




改修された新しいガードレール