戸田市議会9月定例会終わる(10・9・25)

一般会計19億円の繰越健全財政維持

 戸田市議会九月定例会が九月1日から24日の日程で開会され、24日閉会しました。九月議会は二十一年度の一般会計、特別会計、水道会計などの決算を審査しました。
 21年度一般会計予算はリーマンショックの影響で税収が17億円の減収となりましたが、一部基金を取崩し19億円の繰越金を出すなど戸田市の財政は引続き健全でありました。


保育園建設怠りや議員の海外派遣に反対

 21年度一般会計の問題点は保育園の待機者対策の遅れで234名の待機者を出したことで計画性のない保育行政。
 議会費で中国開封市へ全額市費負担で議員7名を派遣などに反対しました。
 21年度国保会計では、老人保険制度から後期高齢者医療制度への移行があったため、老人保健拠出金から後期高齢者支援金に代り、国保会計の負担は約6億円も軽減された。にもかかわらず、特定検診を後期高齢者医療制度と合わせて有料としたことに反対しました。(共産党の指摘で)22年度から無料)


トコバス対策、夜間一次救急医療体制などに1億3千5百万円

 23年度一般会計補正予算では全国のコンビで印鑑証明、住民票の交付が受けられるコンビニ交付導入支援事業に伴うシステム構築の委託料43.374千円が計上(交付を受けるには住基カードへの登録が必要。23年1月から無料で登録が可能に)。
 西川口から下笹目・北戸田駅間の西川61・62のバス路線の赤字を補てんして運行を維持するための対策補助金3,308千円。コミュニティバスの路線見直しに伴う増車により戸田公園駅西口の停留所を交番の裏側へ移設・設置する工事負費3.308千円。申し込みが多く予算がなくなった太陽光発電などの環境配慮方システム等設置費補助金の増額6.634千円。小児の月曜日から木曜日まで実施している夜間一次救急医療体制を金曜日も実施することに伴う補助金の増額2.000千円など1億35.779千円が計上可決されました。