望月久晴議員3月議会一般質問 |
望月久晴議員の総括質問 |
子ども医療費無料化、保育園の増設、雇用対策で市長の考え質す 議員 バブル崩壊後から今日まで「失われた20年」と言われる日本経済の停滞の原因は、輸出が倍増し、企業の内部留保はこの10年間で、200兆円から400兆円に急増した。しかし、勤労者は27兆円も落ち込みました。これは、1999年・2003年の労働者派遣法の規制緩和で、製造業務への派遣が解禁され、低賃金の非正規労働者が大量に生み出され、消費が冷え込んだためと考えるが、市長はどうお考えか。 市長 より一層グローバル化した産業構造に対し、わが国の構造転換が遅れたことが、一因であると考えられる。 議員 厳しい経済情勢の中で、どのような雇用対策の支援を行うのか。 市長 「ふるさとハローワーク」の活用促進、就労支援講座、就労支援セミナーなど求職者の支援を行います。 議員 子ども医療費の中学卒業までの無料化が蕨市、さいたま市など県内の半数の市町村に広がっているが、戸田市も早期実施すべきではないか。 市長 平成25年度までに小学生の入・通院、中学生の入院の無料化を考えている。 議員 保育園の待機者は増えている。4月1日の待機者の予測と今後の保育園の新設整備計画はどうなっているのか。 市長 4月新規入所選考後の最終的な保留児童数は290名前後である。保育園の新設整備に積極的に努めます。 議員 「仮称新曽南特別養護老人ホーム」の整備にあたり、介護と医療の関りや低所得者の入居等、特養が抱える問題の解決にも努める」とあるが、どういうことなのか。 市長 人口透析や胃に穴をあけている方など医療的ケアにも対応し、低所得者でも利用できる従来型も併設します。 議員 住宅の耐震診断、耐震改修の促進・充実策を 市長 住宅の耐震診断、耐震改修の補助制度を22年9月から「2分の1かつ5万円」を「用する費用かつ10万円」に増額しました。 |