望月久晴議員3月議会一般質問

トコバス喜沢循環を市役所経由に

議員 トコバス東循環は1月16日から喜沢循環と川岸循環の2系統に分割されたが、喜沢循環は戸田市役所に行かないため、戸田公園駅の手前で川岸循環に乗った乗客は戸田公園駅川岸循環が喜沢循環にかわるため、次の川岸循環を25分待って乗り換えなければ、市役所に行くことが出来ないため、大変困っている。喜沢循環も市役所経由にできないか。

市民部長 今後市民、市民利用者の動向、市政座談会等を積み重ねて検討します。


温室効果ガスの削減電気自動車、LEDライトの普及等で

議員 戸田市域の温室効果ガスの削減について「地球温暖化対策実行計画」に基づき、具体的にどのように削減していくのか。

市民部長 主な対策はLEDライトの普及による「工場・オフィスの低炭素化」や、住宅の低炭素化、導入補助などによる電気自動車の普及、最後にごみ減量・リサイクルの推進や緑のネットワークの形成、太陽エネルギー利用促進です。


特養の3ヶ所建設へ

議員 10年後の高齢者の急激な増加が予測されるがどうか。また要介護者の増加に介護施設が対応できるのか。

福祉部長 10年後は22,549人で、全体の16.5%です。高齢者の介護施設は第5期介護保険計画の中で検討していきますが、特養は3ヶ所の建設が予定されています。




望月久晴議員の総括質問

子ども医療費無料化、保育園の増設、雇用対策で市長の考え質す

議員 バブル崩壊後から今日まで「失われた20年」と言われる日本経済の停滞の原因は、輸出が倍増し、企業の内部留保はこの10年間で、200兆円から400兆円に急増した。しかし、勤労者は27兆円も落ち込みました。これは、1999年・2003年の労働者派遣法の規制緩和で、製造業務への派遣が解禁され、低賃金の非正規労働者が大量に生み出され、消費が冷え込んだためと考えるが、市長はどうお考えか。

市長 より一層グローバル化した産業構造に対し、わが国の構造転換が遅れたことが、一因であると考えられる。

議員 厳しい経済情勢の中で、どのような雇用対策の支援を行うのか。

市長 「ふるさとハローワーク」の活用促進、就労支援講座、就労支援セミナーなど求職者の支援を行います。

議員 子ども医療費の中学卒業までの無料化が蕨市、さいたま市など県内の半数の市町村に広がっているが、戸田市も早期実施すべきではないか。

市長 平成25年度までに小学生の入・通院、中学生の入院の無料化を考えている。

議員 保育園の待機者は増えている。4月1日の待機者の予測と今後の保育園の新設整備計画はどうなっているのか。

市長 4月新規入所選考後の最終的な保留児童数は290名前後である。保育園の新設整備に積極的に努めます。

議員 「仮称新曽南特別養護老人ホーム」の整備にあたり、介護と医療の関りや低所得者の入居等、特養が抱える問題の解決にも努める」とあるが、どういうことなのか。

市長 人口透析や胃に穴をあけている方など医療的ケアにも対応し、低所得者でも利用できる従来型も併設します。

議員 住宅の耐震診断、耐震改修の促進・充実策を

市長 住宅の耐震診断、耐震改修の補助制度を22年9月から「2分の1かつ5万円」を「用する費用かつ10万円」に増額しました。