不明朗な1号調整池設備工事請負契約に反対

 1号調整池設備工事請負契約は総合評価方式によって、入札が行われました。

 総合評価方式は、地元業者優先、地元下請け業者の保護やダンピング防止、高度な技術が必要な工事など目的が明確であれば、大変効果的な入札方法であり、わが党も一定の評価をしています。

 しかし、1号調整池設備工事については、機械・電機の高度な技術の必要のない工事と説明しながら、技術を評価する総合評価方式を採用したことは、何のために総合評価方式を採用したか目的が大変不明朗です。
 県内にはこうした工事を施工できる業者が約40社あるとのことでした。

 今回、わずか4社しか応札しておらず、一般競争入札のメリットが全く生かされてません。
 高度な技術の必要のないものであれば、普通の一般競争入札で行えば、応札業者も増え、落札価格はかなり下げることが可能であったはずです。
 財政が厳しいとして、一般経常経費を厳しく削減しておきながら、今回の入札では339万円も高い業者が落札していることは、大変不合理です。

 よって、議案第54号 1号調整池設備工事請負契約について、反対するものであります。