戸田市議会3月定例会
もちづき久晴議員の総括質問

 もちづき久晴議員は3月2日の本会議で、日本共産党戸田市議団を代表して、神保市長の市政方針に対して下記の通り総括質問を行いました。



こども医療費が25年1月から中学卒業まで無料に、
3か月程度早く実施できないか


議員 こども医療費が25年1月から中学卒業まで無料になる予算案に計上されたが、3か月程度早く実施できないか。

市長 子ども手当のシステム変更があり時間的に難しい、本来4月から実施するところを3か月はやめたのでご理解いただきたい。

議員 第5期介護保険料の引き下げは出来ないか。

市長 基金からの繰入などを行い、基準額で値上げ額を年額4.800円月額400円に抑えた。国との関係があって一般会計からの繰入は出来ない。




国保税の引下げを


議員 国保税が23年度から改定され、世帯割、資産割がなくなり軽減額範囲が拡大されたが、年所得100万円以上で2人世帯以上の世帯では増税になっている。国保税の負担が生活を圧迫している状況があり、引下げができないか。

市長 国保財政は本当に厳しい状況にあり、値下げは出来ない。

議員 生活に困窮している高齢者に、家賃補助制度をつくれないか。

市長 国・県の支援がない中、市単独では難しい。




水循環センターの放射能汚染された焼却灰一部搬出が始まる
市民を対象に講演会の実施を検討


議員 食材用の放射線測定器の購入について、補正予算、予備費など対応がバラバラで他市と比べ結果的に納入が遅れてしまった。統一して迅速な予算執行ができないのか。

市長 今後迅速にできるよう努力します。

議員 水循環センターの放射能汚染された焼却灰の処分はできないのか。

市長 県と民間の処分業者の合意でき、一部搬出が始まった。

議員 放射能汚染について市民に対し説明会を開催できないか。

市長 市民が安心して生活できるよう、市民を対象に講演会の実施を検討していきたい。


(12/04/07)