平成26年戸田市議会第一回議会終わる



 平成26年戸田市議会第一回議会が2月5日から3月12日の日程で開会され、平成26年度一般会計予算・特別会計予算、消費税増税手数料値上げ条例などを決定して終わりました。


ハコモノ行政が集中、借金54億円

 平成26年度一般会計予算は、市役所の耐震工事、子どもの国再整備、上戸田福祉センターの建替え、老健の増築などのハコモノ行政が集中し、総額500億円で、前年度を25億5000万円(5.4%)も上回る大型予算となり、26年度の借金は54億円にもなりました。


消費税増税で上下水道料金、
各種手数料・使用料等が値上げに反対

 4月からの消費税8%増税の関係で、上下水道料金や文化会館、福祉センターなどの各種手数料・使用料等が値上げされ、関係条例が提案されましたが日本共産党は反対しました。


保育園増設3園実現

 平成26年度予算では、日本共産党が一貫して主張してきた保育園の増設がよつば保育園、あけぼの第2保育園、太陽の子笹目保育園の3園実現しました。
 家庭保育室助成増額、 認可保育園と家庭保育室の保育料の差額の助成を拡充し、家庭保育室を利用しやすくするものです


病児・病後児保育増設

 生後57日から小学校3年生までの児童が病気又は病気回復期にあり、かつ保護者が勤務等の都合により家庭での育児が困難な場合にその児童の保育を行うもので、新設のよつば保育園に併設されます。市内では合計3施設になります。


学童保育室4年生まで拡大実現

 学童保育は3年生までであったため、多くの保護者から学年の拡大が求められていました。日本共産党は再三拡大を求めてきましたが、26年度から4年生までの拡大が実現しました。


喜沢中グランド地下に
1000トンの雨水貯留実現へ

 喜沢中周辺は地盤が低いため、集中豪雨などの大雨の時は道路冠水などの水害多発地域であります。もちづき議員も校庭や公園などの地下に雨水貯留施設をつくるように一般質問等で要求してきましたが、26年度予算で喜沢中グランド地下に1000トンの雨水貯留施設が建設されることになりました。



一般質問


滞納整理は本税優先で

 もちづき議員は、2月26日、本会議場で以下の通り一般質問を行いました。

質問 戸田市は、滞納整理する場合、納期ごとに、本税、延滞金、本税、延滞金と充当していく為本税がなかなか減らず、滞納地獄になっている。地方税法では、滞納者が滞納した税金を払う場合は、延滞金の発生する本税が無くるまで、本税に充当し、本税の滞納が無くなってから延滞金に充当することになっている。さいたま市、川口市、蕨市、新座市など電話調査した県内21市すべての市で本税優先で滞納整理を行っていた。また税務署や県税事務所にも聞いたが、すべての本税がなくなるまで本税に充当している。とのことでした。戸田市も本税優先で行うべきではないか。

答弁 納期ごとに、滞納金を徴収することが原則だと考えているので、これまで通り行っていきたい。


夏暑く、冬寒い庁舎空調の改善を

質問 戸田市庁舎は、夏暑く、冬寒い、職員は、冬は防寒着を着て、夏はうちわで煽ぎながら働いている。職員の健康にも良くないし、労働効率も悪ので、実態を調査して改善できないか。

答弁 耐震工事の中で空調設備の更新を行っている。今までは北側と南側では温度調整ができなかったが、更新されれば、各所で調整ができるようになるので、改善できるようにします。